育児中のママが体調不良になると、本当に大変です。
私の風邪は、熱こそなかったものの、喉の痛みと咳がかなりひどく夜も眠れないほどでした。
せめて咳だけでもなんとかしたいのですが、1人ならすぐに行ける病院も、子どもがいるとなかなかそうもいきません。
「もし病院の待合室で子どもが病気を移されたら…」そう考えると、やはり子どもを連れて病院へは行きづらいのです。
夫や祖父母に頼ることができればそれに越したことはありませんが、仕事が忙しかったり、近くに住んでいなかったりして、結局ひとりで頑張らなければいけないママも多いと思います。
そして、私もそのひとり。そうなると自宅療養しかありませんが、だからといって家でゆっくり寝込んでいられるはずもありませんよね…。
周りから「心配ね…」「しっかり休んでね!」とは言ってもらえても、悲しいことに、何の気休めにもならないのがママの現状です。
そもそも、ママの食事やトイレですらまともに時間が取れないというのに、子育てをしながら身体を休ませるなんて無理な話しではないでしょうか。
今回私は、体調不良時の子育ての大変さを、身をもって痛感させられました。
私たち家族は、1DKの小さなアパートで暮らしています。
DK(ダイニングキッチン)といっても、ソファーやテレビで間取りはいっぱいいっぱい。風邪をひいても、寝室を分けることすらできません。
そのため、必要以上に家庭内感染の予防に努めなければいけないと思ったのです。
うっかり咳をしようものなら、たとえ夜中であっても換気や除菌を繰り返しました。
そして最終的には「夜は、顔だけ隣の部屋(リビング)に出して寝る」という悪あがきまでする始末(笑)
果たしてこんなことに意味があるのか…。
真っ暗なリビングを眺めながら虚しい気持ちになりつつも、娘や夫にうつさないために出来ることはなんでも試そう! と思いました。
もともと潔癖症の私は、部屋の換気や、床や家具などの掃除、寝具の洗濯はこまめにやっていた方だと思います。
しかし、体調を崩してからは、ほぼ一日を洗濯&除菌に費やすことに!
料理を作る時も、調理器具を触るごとに手を洗うなど、衛生管理も徹底しました。
家庭内感染を防ぐため、私はむしろ元気な時よりも、料理・掃除・洗濯などの家事を入念にやっていたのでした(笑)
結局、この対策に効果があったのかは分かりません。
私自身、気にしすぎる性格だということも自覚しています。
しかし、ありがたいことに今のところ娘や夫は元気そのもの。
この調子で、誰にも風邪をうつさず、夏を乗り切りたいと思います!