朝、起きる時間になってもなかなか布団から出てこなかった娘。
心配になって様子を見に行ってみると、布団の中でぐったりしていました。
咳や鼻水といった症状はないものの、熱を測ってみたらなんと38度!
急いでかかりつけの病院に連絡し診察してもらったところ、「突発性発疹」というウイルス性の感染症とのこと。
先生の話しによると、突発性発疹は子どもが一番最初にかかる代表的な病気で、数日間続く高熱、解熱後に全身に発疹ができるのが特徴だそう。
生後まもなくから1歳未満までの間にかかることが多いそうですが、元気だけが取り柄だった娘も、2歳を過ぎたところでついにこの病気にかかってしまったのでした。
熱が出ている間の娘はとにかくおとなしく、たまにむくっと起きては大好物のリンゴやバナナを食べてすぐにまた眠っていました。
それから3日ほどで熱が下がり、まもなくして全身にポツポツと発疹が出始めたので
とホッとひと安心…も束の間。
その後、私は突発性発疹の本当の恐怖を実感するのでした。
解熱後まるで悪魔が憑依したかのように、全てのことに攻撃的になった娘。
特に、主人と飼っているダックスフントに対する当たりが酷く、目が合うどころか同じ空間にいるだけで発狂&暴力の嵐!
1DKの狭い我が家では、部屋をまたいだところで娘が納得するはずもなく、「この家から出てけ!」と言わんばかりにギャン泣きするのです。
そして私に対しては、起きている間は常に抱っこをせがんでくるように…。
なんて言おうものなら、思いっきり床に頭をぶつけて海老反りになって発狂してしまいます。
そのため家事をするなんてもってのほか、私は食事やトイレすらも許してもらえませんでした…。
残念ながらこの不機嫌病には、対症療法が一切ありません。
せめてイライラを最小限に抑えるよう、ただひたすら言いなりになり続けるしかないのです。
しかし、この不機嫌病は必ず治る日がきます。
発疹が消える3~4日頃には、まるで憑き物が落ちたかのようにスッとイライラが消えてくれるので、我が子の不機嫌病に苦しむママ・パパも「数日間の我慢」と割り切って共に乗り越えましょう!