年末年始、お盆休み…長期休暇には親戚の集まりがつきものですよね。
(今年のお正月は自粛された方が多いと思いますが)
滅多に会えない叔父叔母、従兄弟達。
そんなときくらい元気な顔を見せたいし見たい! と思う気持ちとは裏腹に、あの空間にいる自分を想像すると憂鬱になってしまいます。
…理由は一つ、私は子なし夫婦。
親族が集まる上での一大イベント「子供の成長を見せる」が私にはありません。
でも、顔くらい出さなきゃ…親にも悪いし。そんな義務化した考えが私の足を重くさせるのです。
久しぶりに会った親族との話題は大体決まっていますよね。
新社会人であれば「仕事どう?」
結婚すれば「次は赤ちゃんだね〜」
子供がいれば「子供達はいくつになった?」
どのカテゴリーにも当てはまらないのが、子供のいない夫婦。
気まずくて逃げ場を探しますが、従兄弟は子供の面倒を見るのに忙しそう。台所に手伝いに行っても「ゆっくりしてて!」と座らされてしまう始末…正直、居場所がないのです。
そんな私と打って変わって、以前にも登場したパーフェクトヒューマンな兄。
親戚達からの質問が絶えないのです。
上の子もう中学生? 下の子もいるし大変ね〜!
マイホーム建てたそうじゃない! パパはまだまだ頑張らなきゃね〜!
兄の周りは常にわちゃわちゃと賑やか…。
それに引き換え私の場合。
「久しぶりね、元気?」
「元気です! お陰様で〜」
「それが何よりよ〜…。」
会話終了です(泣)
しかし、誰が悪いわけではありません。
年に数回しか会わない者同士では、話題の種がないと話が続かなくて当然なのですから…。
それでも、兄の盛り上がりようを見てしまうと…居場所がない、何とも言えない疎外感に押し潰されそうになるのです。
しかもその感情は尾を引いて、数日の間どんよりと心を曇らせるのでタチが悪い…。
はたして、こんな気持ちになってまで参加する必要はあるのか。
心のどこかで、参加しなきゃ親に悪い、顔を立てなきゃ…と、自分の感情を後回しにしていることってありませんか?
私はそうでした。でも結局、後々までつらいのは我慢する自分なんですよね。
成長を見せる子供がいないんだから…それを逆手に取って、自分のメンタルが穏やかでいられる最善策を選んだっていいのかもしれません。
例えば夫側の集まりなら夫に任せる、その逆も然りでお互いが快適に過ごせる対策をとっていくのもアリ!
そのかわり、帰省したときには顔を見せて近況報告をしたり、個々で会ったりすれば関係も良好でいられると思います。
「親戚の集まり」にこだわらなくたって問題なしですよね!
疎外感なんて気にしすぎかな…とも思いますが、ネットで「親戚の集まり 苦手」と検索すると、出てくる出てくる同じ悩みを抱えた同士達!笑
自分以外にもそう言った場が苦手で、行くか行くまいか悩んでる人がいることになんだかちょっと安心しちゃいました。
子なしに限らず、そういった場が苦手な人はやはり多いみたいです。
我が家の場合だと、Kちゃんは私に親戚付き合いを無理に求めてきません。
都合悪ければ俺だけ行くからいいよ〜と、嫁の勤めを強要しないのです。
だから私も強要しないし、お互いの気持ちを尊重しています。
気にしん坊の私にとって、そんなKちゃんの考え方に非常に助けられています。
でも子供がいないからこそ、こんなにライトな考えでいられるのかも…。
子なし夫婦の特権かもしれませんね。
最後まで読んでくださり有難うございました!