私にはずっと憧れている女性がいます。それは毎日放送のアナウンサー、松井愛さんです。自分もいつかこんな素敵な大人の女性になりたいなと目標にしています。
愛さんとの出会いは6年程前で、私たち尼神インターがまだ大阪で活動していた頃です。初めてラジオのレギュラーを頂いたのが、愛さんがメインパーソナリティを務めるラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」という番組でした。
初めてのレギュラーで緊張している私たちを、愛さんは優しく温かく迎えてくれました。愛さんは昔、大阪今宮戎神社の「ミス福娘」に選ばれるくらい美人で、ファッションもオシャレでネイルもいつも可愛い。そんな女性らしい愛さんですが、実はとても毒舌! ラジオを聴いた事がある方は解ると思うんですが、決して綺麗事を言わず、自分の意見やプライベートのことなども包み隠さず何でも話してくれます。
でもその伝え方、毒の吐き方がとても上手くて面白いんです。私は特に、愛さんのお姑さんとの話が大好き(笑)。
私は愛さんからたくさんの事を教わりました。「人の悪口を言う時は口角を上げて言うと、悪口を言っているように見えない」とか、「みんなから好かれようとしなくて良い」とか、「自分が嫌いな人はその人も自分の事を嫌い。お互いさま」とか(笑)。
一見、毒舌のようだけど愛さんの言葉は、人間らしい自分の感情を肯定してくれて、心を少し軽くしてくれます。愛さんの毒舌は優しい毒なんです♪
そんな愛さんの数々の名言の中でも特に素敵だなと思ったのが、
「人を好きか嫌いか、ではなく観察する対象として観ると人間はとても面白い生き物。たとえ苦手な相手がいても、その人を観察して話のネタにしてみたり自分の中で上手に消化をする。自分の事を嫌いにならないのが一番大切」という言葉です。
人を嫌いになるって本当にエネルギーを使うししんどい。だから、たとえ相手の事が好きじゃなくても嫌いになる必要はないのかなって。その方が相手にも自分にも優しい気がします。
私も誰かに言われたりしてモヤっとした言葉は、メモしてネタにしています。ただの「悪口」として捉えるのではなく、「この人よくそんなフレーズ出てくるなあ」とか「自分にはない言葉の引き出しやなあ」と参考にするんです。
以前SNSでエゴサーチをした時に、誰かの呟きで「テレビ見てたら急に尼神インターの誠子出てきた。ブス過ぎて足つった」というのがありました。この呟きを発見した時も、すぐにメモりました! だって何かに驚いて足をつる事ってあります!? ブスって言われてるのに、めちゃくちゃ笑ってしまいました(笑)。
近々、私を見た相方の渚が漫才中に足をつるっていうネタを書こうかなと思います。完成したら、一番最初に愛さんに見てもらいたいな♪