「知育玩具」とは、子どもの五感を刺激し、思考力や発想力・想像力を伸ばすことを目的とした玩具のこと。
我が家でもブロックやパズル・レールを繋げて走らせる電車のおもちゃなど、さまざまな種類の知育玩具を活用しています。
これまで手先や指先を使って遊ぶことが多かった娘ですが、4歳になると「しりとり」や「お話づくり」など、言葉や簡単なルールを取り入れた遊びに興味を持ち始めました。
そこで私が注目したのは「タロットカード」。一枚一枚にストーリー性のあるイラストが描かれているので(ひょっとして、これは娘とのお話づくりに使えるんじゃないか…!?)と、突然ひらめいたのでした。
ここでは、私が考えたルールを紹介します。
【連想ごっこ】
① 簡単な質問を決める
② カードを裏返し、よく混ぜてからランダムで一枚選ぶ
② 出たイラストをヒントに、質問の答えを連想する
例)今日は何して遊ぼう?
目隠しをした人の絵柄 → かくれんぼ
大きくて丸い金貨の絵柄 → ボール遊び
【お話づくり】
① カードを裏返し、よく混ぜてからランダムで数枚選ぶ
② 出たイラストを繋げて、ひとつの物語を作る
イラストから連想できるワードを考えるのは、最初は少し難しいかもしれません。ですが「この絵は何してるのかな?」「この人はどんな気持ちかな?」など、親子で話し合いながら一緒に考えることで、すぐにでも慣れていくかと思います。
タロットカードには、死神や悪魔といった一見怖そうなカードも含まれています。ですから、子どもと遊ぶ際には怖いイラストが入ってないか、事前にチェックしておくことをおすすめします。
ネガティブなカードに関しては、予め省いてしまっていいかもしれませんね。
また近年では、ネコやユニコーンなど動物がモチーフになっていたり、ネガティブなカードも可愛らしくデフォルメされているタロットカードもよく見かけます。
ちなみに、私はライターの傍ら占い師もしているので元々複数のタロットカードを持っていましたが、娘にはアニメ調にデザインされたポップなものをプレゼントしました。
「連想ごっこ」も「お話づくり」も発想に正解はないので、親子で楽しみながら遊ぶことがなにより大切だと考えています。
その甲斐あってか、最近の娘は創作の物語を聞かせてくれたり、替え歌を披露してくれるなど、発想力や表現力が豊かになってきたように感じています。
言語に対して興味を持ち始める年齢だからこそ、タロットカードを通じてコミュニケーションをとりながら、子どもの可能性を伸ばしていけたら嬉しいです。