赤ちゃんの成長とともに、いずれやって来る卒乳や断乳の日。
上の子のときは、離乳食が始まると同時に徐々に授乳回数が減り、卒乳を意識することもないまま、1歳半頃には自然とおっぱいを飲むことがなくなっていました。
しかし息子の場合、授乳回数が減るどころか、月齢が進むごとに母乳への執着が増すばかり。
卒乳を意識する反面「こんなに欲しがるなんて、もしかしてご飯の量が足りていないのかな?水分不足だったらどうしよう…」と心配になり、1歳半を過ぎても、一日に10回以上も授乳していました。
とはいえ、昔と比べると母乳の出が悪くなってきたこの頃。
6~7時間ほど授乳間隔があけばまだ出てくれますが、授乳中「今、全然母乳出てないよね…」と感じることも多くなってきました。
しかし、肝心の息子は母乳が出ていなくてもお構いなし。一滴も飲めないおっぱいでも、満足げに吸い続けています。
そんな様子を見て「なんだ、お腹が空いてたり喉が渇いてるんじゃなくて、ただおっぱいを吸っていたいんだな」と気付いたのでした。
どうやら、授乳を通してママとのコミュニケーションを求めていた息子。
故に授乳回数を減らそうものなら「僕、ママに嫌われちゃったの…?」と言わんばかりの悲しい顔で、必死に抵抗してきます。
それに私としても「なるべく自分の意思でおっぱいを卒業して欲しい」と思っているので、強く拒否することもできません。
なので、卒乳に向けてまずは「授乳以外のスキンシップ」を増やしていくことから始めてみようと思いました。
おっぱいがなくても息子の心を満たせられるよう、今まで以上にコミュニケーションを取りながら、息子にとっても私にとっても無理のない卒乳を目指していこうと思います。