毎日続く子どもの食事。栄養バランスのとれた食事をきっちり摂ってもらいたくあれこれ手間を掛けても、子ども達が欲しがるのはレトルトや既製品ばかり。
特に上の子は気に入った食材だけを食べ続ける傾向が強く、今までハマった食べ物は「ちくわぶ」「カニカマ」「スライスチーズ」「ミニトマト」などなど。ひとたびハマると、四六時中欲しがっていました。
それでも何も食べてくれないよりはマシかとついついあげてしまっていましたが、ある日「もう食べないからね!」と突然の卒業宣言。
昨日まであんなにモリモリ食べていたのに、せめて冷蔵庫のストック分は食べ切ってよと言っても「いらない!」の一点張りなのです。
それからは、子どもが食べる物はなるべく買いだめしないよう気を付けています。
ドラマーさながらにスプーンとフォークで食器を叩いたり、食べ物と飲み物を混ぜて化学反応を楽しんだりと「遊び食べ」真っ盛りの下の子。
食事に面白さを見い出そうとする遊び食べは立派な成長過程と言われていますが、毎回やられてしまうとこちらも「イー!」となってしまいます。
しかし、そんな私の表情ですら息子にとっては「面白さ」の対象に。
泣いても叱っても意味がないなら、もう打つ手なし。とにかくこの時期は自分がストレスをためないことだけに集中しながら、日々乗り越えています。
下の子の母乳育児時代は、ちゃんと母乳が足りているか分からず常に不安だったので、早く離乳食を始めたいと思っていました。
しかし、いざ離乳食が始まると、姉弟で別々に料理を作らなければいけないのが面倒で「早く家族と同じものも食べられるようにならないかな…」と思うように。
そしてようやく姉弟で同じ幼児食になったら、今度はお互いちょっかいを出してふざけ合って食事が進まない…と言った新たな悩みが出てきました。
このように、月齢が進んでも子どもの食事に悩まされてばかりの我が家。一体いつになったら落ち着いて食事ができるんだ…と先の見えない状況に心が折れそうになることも。
ですが、子供たちの月齢が進むにつれ食卓が賑やかになっていくのもまた事実。どうせ悩みは尽きないのなら、いっそ開き直るしかありません。
これからは大変なことばかりに目を向けず、楽しい食卓を心掛けていくことだけに集中していきたいと思います。