発端は、だいたい娘から。
ずるずる鼻水から始まり、咳と痰が出てくると、今度は息子の鼻がずるずる…。
近くに頼れる人もいなく、風邪を引いても隔離できないほど狭い我が家。「お風邪だから、近づかないでね」なんて言っても、相手は4歳と1歳です。目を離すとすぐに近距離で遊んでしまいます。
このように我が家では、子どもが小さいうちは家庭内での感染を完全に予防するのは不可能に近いと、風邪を引くたびに痛感しています。
きょうだいで風邪を移しあっても、症状が出るまでには時差があります。
よって、病院へ連れていくタイミングはバラバラに。ふたり同時に受診できればこちらもラクですが、なかなかそうもいきません。数日置きに病院へ通うことになります。
また、部屋数が少なく寝室を分けることができない我が家では、片方が寝ていても、片方が遊びたくて起こしてしまうことがしばしば。
その度に「布団から出ないで寝てて!」と口を酸っぱく注意していた時期もありましたが、遊びたいスイッチが一旦入ってしまうともう手が付けられません。
仕方がないので、今では熱があってもお互い機嫌も良く食事も取れているようならそのまま遊ばせてしまっています(もちろん、安静にしながらですが)。
ようやく風邪が治っても、息子が治る頃に、また別の風邪をもらってくる娘。
そうなると、後日また息子に移り、我が家は風邪のループ状態に陥ってしまいます。
在宅勤務の私と違い、外へ働きに出る夫が風邪を引いては困りますから、子ども達の看病は基本的にワンオペ。そんなとき私まで体調を崩してしまうと、もう大変です。
私がどれだけむせるような咳に苦しんでいても、子どもたちは「遊ぼう!なんか食べたい!お茶ー!」と普段通り。風邪を引きながらの育児は、まさに生き地獄のようであります。
そんな目に遭わないためにも「風邪を引いたら、ぶり返さないようにしっかり治すこと。手洗いをこまめに行い、運動とバランスのよい食事を取ること」を改めて意識しながら、今後とも親子ともども風邪に負けない身体づくりを目指していきたいと思います。