小学校1年生くらいの時って、赤ちゃん感はないけどまだまだ幼さ・あどけなさが残っていて本当に可愛らしいですよね。この頃は、まだサンタさんを信じている子が多いし、お化けの存在も意識してるし、大人から見たら面白い「子どもしぐさ」がたくさん見られるんですよね。
我が息子もまだまだファンタジーの世界に生きているので、オモロイな〜と思いながら毎日眺めています。白線しか歩いてはいけない!落ちたら爆発!!みたいな謎ルールを己に課したり、塀やちょっと高い段を見つけたらいてもたってもいられずその上を歩かずにはおれない!!みたいなところもあります。
あと、階段はすぐ一段飛ばししようとしますね。出来たらカッコいいと思ってるようです。小1仕草、今も昔も変わらないな〜なんて微笑ましく思っております。
ただ、私の子どもの頃とは圧倒的に違うなという点があります。それは「親との関係性」です。
母の私がすることが気に入らなかったりすると
「んもぉ〜!お母さん、辞めてもらうヨ!」
「新しいお母さんに来てもらおう♪」
とか言います。字面だけ見るとえげつないですね。笑
まず昭和平成の子の大半は、親にそんな口の聞き方できなかった気がするんですよ。逆に返り討ちにあってギャフンと言わされるパターンが多かったので。笑(あの時代の親たち、色々すごかったですよね…今考えると信じられないようなことがしつけだと思われていた時代ですしね。汗)
周囲のママさんからも、
「ちょっと子に注意したら、悪態つかれる!」
「口が達者な娘と、本気の口喧嘩しちゃう…」
みたいな声も結構聞きます。
親といて「ある程度安心できる関係」を結んでいるからこそ、ひどいことを言ってみる、という「試し」ができる面もあるんだろうなと思います。令和の子って強気やわ〜!と逆に感心です。
小さな頃からズブズブの仲良しで、頻繁に「お母さん大好き」と言ってくれていた息子ですが、成長するにつれて思い通りにいかないことも増えてきたため、打って変わって「お母さんきら〜い!」と悪態をつく頻度が激増しました。
これはつまり「息子に嫌われることが母にとって大きなダメージになる」と純粋に信じているからこそのこのセリフなんですよね。ああ、なんてピュアで愛らしいのだろう!
そして、ふふふと笑いながら「怒らないハタチのおかあさんにおうちに来てもらう!」とか言うんですよ。夫と目を丸くしながら、「おもろいこと言うな〜」と笑い合っています。そして、
「若くして急に他人の母親になるってね、すっごく大変なんだよ。」
「うん、頑張ってる人いっぱいいるけど、壮絶な努力をしてるんだよ」
と、大真面目に答えております。
とにかく可愛くてたまらない子を育てられるありがたさを噛み締めながら引き続き子育てに邁進していきたいなと思う所存です。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
yopipi〈よぴ〉(イラストレーター・インスタグラマー)