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妻の理解を超えた「名もなき家事」に名前をつけた【育児マンガ】

更新 : 2020.06.15 08:00 / 作成 : 2020.06.15 08:00
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わかめです。ハムスターを飼ったら「ぬまぶくろ」という名前をつけようと思います。今回のお話は「名もなき家事」について。それでは、はじまりまじまり~

夫は毎日なにしてる?

前回、紹介した「夫が知りもしない名もなき育児」。
描きながら「育児って本当にいろいろあるなぁ」と、その大変さを改めて実感しました。

だけど、こんなに名もなき家事・育児があるのなら、もしかしたら妻が知らないだけで夫だってなにかやっているのかもしれない? と、ふと考えました。

そこで、夫の行動をこっそり観察してみることにしました。


実は夫もやっていた名もなき家事に名前をつけてみた

1つめは、「セルフ・クリーニング」
服に強いこだわりがある夫。
よく見なければ分からないような小さなシミでも、付いている事実がイヤだ! と、入念にシミ抜きしています。

結婚当初は私がやっていましたが、なかなか落ちないシミがあると、本当にちゃんとシミ抜きしたか、実はサボってないかなど、あらぬ容疑をかけてくる始末…。
そして、いつの日から夫が自らやるようになったのです。

そんなこだわりの服ですが、夫が洗濯物を取り込んでくれた時は、しわしわのまま丸めて床に放置されています。

2つめは、「ファン・メリーゴーランド」
ベランダがない我が家では、洗濯物は毎日、部屋干ししています。
冬や雨の日はエアコン必須。それでも乾きそうもない時は、サーキュレーターの出番です。

変なところで几帳面な夫は、衣類にまんべんなく風を当てるため、サーキュレーターの置き方にもこだわっています。
首振り機能を使えば済むような場面でも、サーキュレーターを抱えた夫が洗濯物の周りをぐるぐる…。ある程度したらハンガーの順番を入れかえて、またそのくり返し…。

そこまでこだわって乾かしてくれても、やはり夫が洗濯物を取り込んでくれた時は、しわしわのまま丸めて床に放置されているのです。

3つめは、「照明スタッフ」
モンステラ、ストレリチア、サンセベリアなど観葉植物を育てるのが大好きな私と夫。水やりや鉢の植え替えなどいつも一緒にお世話しています。
しかし、ここにも夫の謎のこだわりポイントを発見しました。

天気の良い日は植物たちに平等に日が当たるよう、植物を持って部屋の中をうろうろ…。
午後になって太陽の位置が変わると、それに合わせてまた一人でうろうろしています。

そんな植物好きな夫ですが、なぜか家で育てているマリモだけは「マリモはちょっと…」と、やんわり拒否…。水替えはしたくないようです。

4つめは、「スヌーズ機能付き目覚まし」
ライターをやっている私は、娘を寝かしつけた後に原稿を書くことが多いので、朝はかなり苦手です。
幸い娘は本当によく寝る子で、これまでに夜泣きをしたのだってほんの数回。そのうえ、放っておけば昼過ぎまで寝ています。

そんな寝覚めの悪い私と娘を起こす作業は、もしかしたらあらゆる家事の中で一番大変かもしれません。

「毎朝、身支度を完璧に整えた夫が自ら選んできた“私と娘が今日着る服”を持ったまま、じっと枕元に立ってプレッシャーを与える」

という、ちょっとシュールな起こし方ですが、私が毎日、目を開けていられるのは、紛れもなく夫のお陰です。

最後の5つめは、「嫌われる勇気」
最近イヤイヤ期が始まりつつある娘。
とくに顔を拭かれるのを嫌がるようになり、とても手を焼いています。

私としては泣きのスイッチが入ってしまうのが一番めんどうなので、娘が機嫌を損ねないように様子を伺いながら拭いたりしていますが…夫は豪快。
逃げ出す娘をひたすら追いかけて、もみ合いになりながらも汚れにアプローチ! 一滴のよだれも許さず、完璧に拭き取ってくれるのです。

当然、娘の猛反撃を食らっていますが、そんな嫌われ仕事を買って出てくれていたことに気が付きました。


というわけで、意外とあった「妻の知らない夫の家事・育児」。
理解できないことも多いけど(笑)夫が自分なりにでも家事に参加してくれていたことに、とりあえず感謝したいと思いました。

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わかめ
フリーライター/占い師/ストリートミュージシャン
主に子育て関係の記事を書いています。アコーディオンとジプシーギターのユニット「わかめとミュゼット」でも活動中!人前に出るとすぐにお腹が痛くなります。