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痩せるって難しい…ダイエット大失敗エピソード5選

作成 : 2020.07.05 08:00
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老若男女問わず、多くの人が悩むことのひとつがダイエット。「今年こそは痩せたい!」「夏までには理想の体重に近づきたい」と思っていても、結局ブクブク太ってしまうことも…。今回は、ダイエットに失敗した方々に話を聞き、どんな計画で痩せようと思い、何が原因で失敗したのかを探ってみました。

失敗エピソードNo.1

過激なダイエットで激ヤセしたけれど…

26歳の頃、彼氏ができましたが、周りに可愛い子がたくさんいたので「このままではまずい!」と思いダイエットを始めました。(ちなみに、その時は64キロほどでした)

まずジムに入会し週5は通いました。筋トレとランニングと水泳を平日は3時間、土日は5時間やるようにして、食事は野菜と豆腐とところてんしか食べませんでした。

結果、4ヵ月で13キロ痩せることに成功。でもだんだん食べるのが怖くなってきて…。たまに気持ちが爆発してすごい量の食事をしてしまいましたね。その後は罪悪感から手を突っ込んで吐いたりと、メンタルがおかしくなってしまいました。

結局、半年でダイエットはやめ、その後見事にリバウンド。とにかく急いで痩せようとしていたので、無理な食事制限と過度なジム通いはよくないなと思いました。

(30代前半女性/主婦)


失敗エピソードNo.2

ご飯がおいしすぎるから基本無理!

私は糖質ダイエットに挑戦したことがあります。なるべくキツイ運動はしたくなかったので、食事だけでも改善しようと思って、白いご飯とお酒を我慢しました。

でもダイエットを始めて気づいたのですが、ご飯とお酒ってどっちも本当においしいんですよね。毎日当たり前に食べていたけど、これナシの生活なんて考えられない…。「なんでおいしいものを我慢してまで、痩せたいんだろう?」と疑問に思って、すぐにやめました。1ヵ月も続かなかったと思います。

それ以来ダイエットはやっていません。毎日、おいしいご飯を食べて、夜はお酒をたくさん飲めて、幸せです。

(20代前半女性/会社員)


失敗エピソードNo.3

いろんなダイエット法を試したところ…

かなり昔の話ですが、当時はやっていた「鈴木その子式ダイエット」に挑戦したことがあります。小さいおにぎりを1日に5回ほどに分けて食べるという、今はやりの糖質オフとは真逆の内容! お金もかからず、空腹にはならず、体重も順調に減りました。だけど、気づいたらどこでも座り込んで眠るように…。体力が無くなってやめましたが、もちろん途端に反動太りしました。ブヨブヨです。

1日1快食ダイエットは、わりとよかったです。朝に食事を抜いて、昼に糖質の多い食材を少し食べるという方法でした。私は粉末ビール酵母をヨーグルトと混ぜて食べ、夜まで我慢していました。夜は好きなだけ食べられるので、そのおかげで我慢できた気がします。

とはいえ、ビール酵母を切らしてから「今日はいいか」と思っているうちに自然とやめてしまいました。ビール酵母の味があまり口に合わなかったというのもありますね。

今までで一番合っていたのは「1200キロカロリーのお献立」という健康法でした。使える食材が指定されているので、毎日の献立に迷わなくて済むところが、庶民のミカタという感じでよかったです。面倒な時は何日分か一気につくって、分けて食べていました。問題は同じメニューの繰り返しになること。「飽きる」が最後の敵でした。

今、興味があるのは「痩せたいなら脂肪をとりなさい!」説です。極端すぎるので挑戦する勇気がまだもてません。私は酒飲みツマミ好きなので、そのへんを考慮したダイエット法が出てくるのを期待しています!

(40代前半女性/主婦)


失敗エピソードNo.4

某スケートアニメに影響されて

私は某フィギュアスケートのアニメが好きになり、彼らの美麗な身体にあこがれてダイエットを決意しました。ただ、スケートを習い始めるような余裕はなかったので、脚痩せに集中して取り組もうと考えたのです。(自分の脚が太かったというコンプレックスもあったと思います)

YouTubeで「脚痩せ」と検索して出てくるトレーニングメニューをこなしていました。主にレッグランジとサイドランジ、ブルガリアンスクワットなどのメニューだったと記憶しています。怠けグセのある私ですが、練習している最中は真面目に取り組んでいました。

ところが放送終了後、時間が経つにつれ、だんだんとモチベーションが保てなくなり、別のソーシャルゲームにハマってからは全くやらなくなってしまいました。以前はそれなりに太ももに筋肉がついていたのですが、今ではプヨプヨ状態です。また劇場版の公開日が決まったら、やる気が出るかもしれませんが、延期になったままなので、いつになるのでしょうか?

(30代前半女性/主婦)


失敗エピソードNo.5

ゲームなら楽しく痩せられるはずが…

大失敗というわけではないですが、春頃からほぼ毎日やっていた任天堂のゲーム「リングフィットアドベンチャー」を6月以降全くプレイしなくなってしまいました。「なぜやらなくなったか?」は、はっきりしています。途中で出現するボスに負けたからです…。

一般的にはそんなに強くないボスなんです。ただ私はこれまでゲーム自体をあまりやってこなかったので、この敗北が悔しすぎました。2回も挑戦して敵わなかったので、しばらくログインしなくなっていました…。

でも実は先日、夫の力(アドバイス)を借りて、ようやく勝てまして、めでたく再開しました。人は負けて強くなるんだってことをゲームから教わった感じです。

(20代後半女性/会社員)


ダイエットは一生続くもの…無理は禁物

他にも「ダイエットはやりたいと思っているけど、3日も続かない」「自分の性格的にすぐに飽きてリバウンドするだろうから挑戦しない」といった声がありました。ダイエットを継続させるのはつらいし、難しいと考える人が多いようです。

実際、今回紹介した方のように無理なダイエットを続けた結果、心身に悪い影響が出てしまうことも。「そもそも健康のことを考えて計画できているか」「短期的な結果ばかりを追い求めていないか」を前もってチェックしておくことが必要だといえます。

また「なぜ痩せたいのか?」「痩せた結果、何がしたいのか?」といった目的意識をはっきりさせることも大事です。もし「そこまで無理する必要ないな」という気持ちが頭をよぎるなら、自分にできる範囲で挑戦してみるといいはず。ダイエットは一生続くものなので、焦らずマイペースに継続してみませんか?

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ゆりいか
ライター
1989年生まれ、ライター。書籍やネットカルチャー、住まいなどをテーマに記事を書いています。主な執筆に『百合写真集』(一迅社)、『平成まとめクイズ』(永岡書店)『ゆりいかの文学住散歩』(日本住宅新聞)など。また、毎週月曜日に新宿ゴールデン街の文壇バー『月に吠える』でバーテンをしています。