いわゆる「義母」といえば、ちょっとやっかいなイメージがありますが、私のお義母さんはとてもすごい女性でして。
子育てを卒業してから自分のために生きようと決めたようで、70歳の今もめちゃくちゃ自己実現しててキラキラしております。
お盆の帰省についても「8月は施設での研修が数週間あるから無理!(余裕がないから来ないでね)」と言われ、「エネルギッシュー!」と驚愕しました。
大人の女性が目標に向かって突き進む姿ってグッときます。
「大人になっても大学で学べるんだ」「主婦だってアカデミックな場に行けるんだ!」と新鮮に思い、刺激を受けました。(お義母さんを見ていると、私ももう一度大学で教育を学びたいな〜なんて密かな夢も持つように…)
先日、産後数ヵ月の友人とオンライン通話をしました。友人は里帰り出産をしなかったので、「産後生活どう? 体調とか大丈夫?」などと聞くと「大丈夫だよ、お義母さんが比較的近くに住んでるから、時々手伝いに来てくれるんだよ〜」と朗らかに答えてくれました。
としみじみ答えておりました。あ〜〜分かる〜〜〜〜〜〜〜!!!!
私も義母に聞かれたんです、産後の病室で。遠方から会いに来てくれた義母が、恐る恐る「抱っこしてもいいかしら?」って遠慮がちに聞いてくれたんです。ものすごく可愛がってくれるんだけど、きちんと距離感はとってくれる。いい意味で他人行儀に接してくれる礼儀正しさが嬉しかったんですよね…涙。
逆に、息子夫婦や孫との境界が曖昧な義両親を持つ友人からは「めちゃくちゃしんどい」とよく聞きます。赤ちゃんを勝手に抱っこするのは当たり前、勝手にお菓子やおもちゃをあげたり、急に電話をかけてきたり家に突撃してきたり。嫁のストレスといったらもう…ご勘弁やで〜〜!!
そんなカッコイイお義母さんから、新婚の時にもらったメール。「妻として夫を幸せにせねば! 役に立たねば! 家事も仕事も頑張るぞーーー!」と気張っていた私にお義母さんは
というメッセージをくれました。(なんか見ていて危うかったんでしょうね〜笑)
そこからはちょっと肩の力が抜けて、「良い妻」「良い母」を目指さなくなりました。
こんなことを言える女性って、本当にすごい。
なんでお義母さんはこんなに徳が高いんだろう。
実はこんな風になったのは、お義母さんにも苦しみの過去、彼女なりの闇があったからなのでした…
ということで、次回へ続きます!
最後まで読んでくださりありがとうございました!