親を悩ませる「子どもの野菜嫌い」。
毎日献立を考えて一生懸命作っても、「食べたくない!」と言われてしまっては、とても悲しい気持ちになりますよね。
離乳食が始まった当時の娘は、好き嫌いせずなんでも食べてくれてたので、「毎日こんなにたくさんの栄養を摂っているんだし、きっと風邪知らずの丈夫な子どもに育つかも!」と高を括っていました。
しかし、今となってはどうやって野菜を食べさせようか頭を悩ます毎日…。
もしかしたら食わず嫌いかもしれないと思い、おもちゃをチラつかせながら「ひとくち食べたら遊んでいいよ!」と、味見をさせてみたりもしますが、すぐに「ぺっ!」と出してしまいます。
だからと言って無理やり食べさせようとすれば、我が家で飼っているイヌにこっそり食べさせようとする始末…。
もしその食材にタマネギやキノコが入っていたら、イヌにとっては一大事です。
このように、娘の食事には毎回お手上げ状態なのでした。
娘の野菜嫌いについて栄養士さんとお話しできる機会があり、藁にもすがる思いで相談してみたところ
「野菜嫌いは立派な成長のあかし。本能的な感覚で野菜を受け付けないのだから、単なるワガママと思わないで、毎日の食事を通して少しずつ慣れさせてあげてね」
とおっしゃっていました。
悩んでいるのは自分だけじゃないと知って少し安心しましたが
食事を通して野菜に慣れさせることに断念した我が家では、ジューサーを使って毎日フレッシュな野菜ジュースを飲ませることにしました。
娘のお気に入りのレシピは
・リンゴ 2個
・ニンジン 1本
・パプリカ 1個
・セロリ 1/2本
・キュウリ 1本
・リンゴ 1個・ニンジン 1本
・小松菜 2株
・キャベツ 2枚
だいたいリンゴ&ニンジンが入っていればOKだそう。
たまに葉物を入れすぎて、苦味が強くなってしまうことがありますが、
そんな時は、さらにバナナ&ヨーグルト(お好みで、ブルーベリーやハチミツも)などを加えてミキサーにかけ、スムージーにしています。
バナナやヨーグルトは味が濃く野菜の苦味を消してくれるので、レシピに失敗した時はいつも助けられています。
また、ジューサーで絞った後に出てくるカスにも注目です。
この搾りカスには繊維質がたくさん含まれているので、カレーに入れて煮込んだり、ホットケーキミックスと混ぜて焼いてみたり、我が家では余すことなく使っています。
ジューサーを通して細かくなった野菜であれば、娘も気付かずもりもり食べてくれました。
相変わらず食卓に出す野菜には手を付けてくれない娘。
しかし、毎日夢中で飲んでるジュースが実は野菜で出来ていたと理解した時、一体彼女はどんな顔をするのか楽しみです…(笑)。