あなたは人にプレゼントをするのが好きなのね!
誰かが喜ぶところを想像してプレゼントをするって素敵な事だと思うわ。
私は大人になってから、誰かにプレゼントを選ぶっていう行為が大好きになったの。
「この人にはこれが似合うかなあ」とか、「食べたり消費したりできるものがいいよね~」とか。あとは偶然立ち寄ったお店で「これあの子にぴったりじゃん!」とかね。
その場にいない誰かの事を考えて、その人が喜ぶかな~とか、これが好きそうだな~とか考えるとウキウキするよね。
逆にプレゼントをもらう時にも、同じように私のいない時に私の事を考えて選んでくれたのかな~と思うとすごく嬉しい気持ちになるわ。
だから貰うのも渡すのも大好き。
あなたはプレゼントを渡すことを「貢ぎ癖」と表現しているけど、マイナスな言葉を使うってことは何か不満や後ろめたさがあるのかな?
自己中になりたい、自分を大切にしたいって事は、もしかすると無意識に「自分はプレゼントを渡した相手から大切にされていない」って感じてるんじゃないかなぁ~と思ったの。
私は昔、元彼の誕生日にバッグをプレゼントした時に、一度も使ってくれなかったことがあるのね。
その何ヵ月か後に「そういえばバッグどうしたの?」って聞いたら、「家の中で無くしちゃった」って言われちゃったんだ~。ショック~。
で、その後に私の誕生日があったんだけど、結局彼は私にプレゼントもご飯も、何も返してくれなくて、「もしかして」「何かあるかも!」って期待していた分、本当に虚しい気持ちになっちゃった。
私は一回だけでいいから嘘でも喜んで目の前で使ってほしかったし、同じくらいの時間を割いて私の事を考えてほしかった。
それをしてくれなかったって事実が、超みじめだった。
もしかしたらあなたにも似たような経験があったのかな? って思っちゃった。違ってたらごめんね!
話は戻るけど、その時私はバッグの件があまりにも悲しすぎて「なぜ私は今虚しい気持ちなのかな?」って考えたの。
私が出した答えは「私はその人の為を思ってプレゼントを渡したつもりだけど、本当はその人からの見返りに期待していたんだ」ってこと。
貰ってくれた人が「お礼を言ってくれる」「笑顔になってくれる」「お返ししてくれる」。
私がプレゼントをあげるのだから、同等の何かが返ってくるのは当然だと心のどこかで思ってたの。
でも実際は、プレゼントって相手に渡した時点でこちらの役割は終了なのよね。
その人を想像して、作ったり買ったりして渡す。その時間を楽しむ。それが渡す側の役割であって、後は貰い手側の自由。
だから相手がプレゼントを使ってくれなくても、例えば壊したり無くしたり、「趣味じゃない」って捨てたり売ったり誰かにあげてしまっても、それはもう私の管轄外なの。
(関係ないといってもちょっぴりショックだけどね!笑)
どれだけ素敵なものや高価なものをあげたって、相手の行動とか、思考とか、そういうのをプレゼントで支配したり、繋ぎとめたりする事って絶対にできないんだよね。
もしかすると、与えたからって相手から何かが返ってくることを「期待」するのは、プレゼントとは呼べないのかもしれない。
期待するから「裏切られた」って思っちゃうし、悲しくなっちゃう。
あなたも「喜ぶだろうな」という見返りをどこかで期待しているから、貰い手側の反応とギャップが生まれちゃって苦しくなってしまっているのかな?と思ったの。
だから人に何かをあげるのを落ち着くまで一旦、お休みしてもいいのかもしれないね。
何かを与えても虚しい気持ちになってしまう相手には、何も与えなくていいと思うの。何も渡さなくたって友達は友達だし、恋人は恋人だよ。
物だけで繋がって、離れていってしまうぐらいの関係ならば、繋がっていないほうがマシ!
あなたが無理をせずあなたらしく側にいられる人が、あなたにとっての「大切な人」になるんじゃないかな。
それで本当の本当に、何の他意もなく「この人にこれをあげたい!」って思った時にだけプレゼントをあげるといいよ。
お返しなんかいらない、あげたいからあげる。やりたいからやってあげる。それはとっても素敵な「自己中」だと思うなあ。
どうか次に誰かに何かをあげたいなと思った時には、心からプレゼント選びを楽しんでね♡
あなたが今よりもっともっと楽しく自己中になれますように。
明日も可愛いあなたでいてね♡