charmmy TOPライフスタイルまさかそんな人だったなんて…女性が出会った「怖すぎる女」エピソード

まさかそんな人だったなんて…女性が出会った「怖すぎる女」エピソード

更新 : 2021.04.19 09:00 / 作成 : 2021.04.19 09:00
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職場、オフ会、合コン、親族の集まり、子どもの保護者会に至るまで、さまざまな場所に“触れてはならないレベルで怖ろしい女性”は潜んでいるもの。一見は温和に見えたとしても、いつどこで自分が攻撃の対象になるかは分かりません。今回は女性の体験者たちに実際に経験した恐怖エピソードをお聞きしました。

オフ会で出会った女性のストーカー行為に絶句

もう8年ほど前のことなのですが、私は某動画サイトで歌手活動をしている男性のファンをやっていました。その方は素顔を晒したりはしていなかったのですが、声にとても色気があって、小規模ですがファンクラブができるくらいには人気がありました。

私も、その歌手の方を応援するオフ会に参加して、ファンの人たちとライブの感想などを語り合ったりしていました。ある時、30代前半くらいの女性と同席になって、彼のSNS投稿の話をネタに色々と話していたのです。その方は、落ち着いた主婦といった雰囲気でしたね。ただ、お店のおしぼりを両手でずっと握ったままにしていたことを覚えています。

それで話が深まっていくと、女性は私が全然知らなかった歌手の非常にプライベートな情報(住んでいる場所や交友関係、通っていた学校、家族構成など)を、さも知っていて当然という感じで話し出したのです(覚えては無いですが、本名まで漏らしていた気がします)。

私が戸惑っていたら「調べれば出てくるよ」と言ってきたので「あ、そうなんだ(ネットって怖いな)」と、その場では無理やり納得して終わりました。後日、やっぱり気になって調べたのですが、男性のプライベートの情報は一切出てこず、オフ会で出会った友人に話しても「そんな話は聞いたことない」ということでした。

多分ですけど、あの方はストーカー行為をされていたんじゃないかなと疑っています。今では調べようもないですが、そうだと気づいたときにはゾッとしました。

(30代女性/事務職)

人の悪口が止まらなかったママ友の話

息子が幼稚園に通い始めた頃のことです。当時は園まで送迎バスが走っていたので、保護者は指定されたバス停で子どもたちの帰りを待つのが日課となっていました。待機している間にバス停に集まっていた他のお母さん方と話をするようになったのですが、その中に、とても強烈な女性がいました。最初から最後まで、ずっと誰かの悪口を話しているんです。

悪口の対象は、ご主人だったり、幼稚園の先生だったり、他の保護者だったりと、誰彼構わずという感じだったのですが、特に怖いと感じたのは、そのバス停に悪口の対象になっている方がいるにも関わらず、その人の欠点への愚痴を止めなかったんです。多分、相手にわざと聞かせようとしていたんだと思います(言われている側の方は、ちょっと遠巻きになってスマホを見ていましたが、多分聞こえていたと思います)。

その後、バス停に行くときは、出来る限り誰とも話さないように気を付けるようになりましたね。結局、その方とは園卒業後に出会うことは無かったんですけど、もうお会いしたく無いですね。

(30代女性/主婦)

仕事の成果を横取りされ、周りにも根回しされていました

去年まで勤めていた職場の同僚の話です。私の業務は衣服のデザイン案を作るのがメインだったのですが、ごくまれにチームを作って企画書としてデザインを提案しなければならないことがありました。私の場合は、それまであまり話したことの無かった同僚の女性と二人で、アイデアを出し合うことに…。

しかし、制作の途中で急に私の出張が決まったので、企画書の前半部を仕上げて、残りをその同僚にお任せしたんです。元々それぞれの担当分がはっきりしていたので、仕事のクオリティが下がることはありませんし、問題は何も起きないと思っていました。

出張から帰ってくると、その企画書がかなり好評だったようで、社内でも高い成績を収めてました。ただ、企画書の名義から、私の名前がまるまる消えていたんです。その仕事の成果は、完全に同僚女性の単独のものになっていました。

さすがにおかしいと思って上司にも確認したんですけど、「君が出張に行くので、全ての仕事を自分が担当した」と報告していたそうでした。しかも仕事仲間たちには「出張を理由に企画書を全部丸投げした」と言い回っていたらしくて、おかげで私の評判はすこぶる落ちていました。本人を問い詰めたところ、「名義はいつの間にか消えていた」「上司には共同だと報告した」の一点張りで、それどころか私の企画書の粗を攻めてくる始末でした。

さすがにここまで嘘つきなうえ強情だと怖くなってしまって、その3ヵ月後くらいに転職しました(追い出されたようなものですね)。心底、人間って怖いと思いました。

(30代女性/服飾関係)

男性側から「怖すぎる女」はどう見える?

今回、複数の方に話を聞いてみると、「怖すぎる女」とは“人間関係を著しく破壊するタイプ”だと考えている人が多いようです。円滑にコミュニケーションを取っていたつもりが、いつの間にか相手に利用されていたり、トラブルに巻き込まれたりする怖ろしさ。くれぐれも注意したいところです。

また怖すぎる女性について男性側にも話を聞いたところ、以下のような話がありました。

「当時、交際していた女性が、僕と別れた2日後にお金持ちと関係を持っていました」
(20代男性/学生)

「女性の多い職場で勤めていたのですが、誰かが席を立つ度にその人の悪口大会が始まっていました。『君も〇〇さんのそういうところ嫌だと思うよね』と同意を求められるのがつらかったです」
(30代男性/服飾関係)

一方、「そこまで怖い女性とは出会ったことがない」「むしろ男性のほうが怖い人が多い印象」といった意見も男女問わず寄せられました。

こちらの受け取り方次第でイメージは変化するものなので、その人が実際のところ本当に怖い人なのかは、よくよく観察してみましょう。もしかすると、仲良くなれるポイントが見つかるかもしれません。そのうえで、自分の身の危険を感じたら、すぐ逃げることも重要。

読者の方が怖い思いに遭わぬよう、お祈りしています…。

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ゆりいか
ライター
1989年生まれ、ライター。書籍やネットカルチャー、住まいなどをテーマに記事を書いています。主な執筆に『百合写真集』(一迅社)、『平成まとめクイズ』(永岡書店)『ゆりいかの文学住散歩』(日本住宅新聞)など。また、毎週月曜日に新宿ゴールデン街の文壇バー『月に吠える』でバーテンをしています。