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副業を続けるために必要なコツは?経験者が最も大事と語るものとは

作成 : 2021.10.11 08:00
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世間で少しずつ注目されはじめているダブルワーク。「今の職場だけでなく、新たな分野にチャレンジしたい」「余った時間で効率よくお金を稼ぎたい」など、さまざまな理由で興味を持っている人も少なくないはず。今回は、副業をはじめるためのコツや、継続に必要な考え方などを、経験者の意見を元に紹介します。

ポイント①「今の仕事とは違うスタイルの職種を選ぶ」

ダブルワークをするうえで、どんな仕事を選ぶべきかは最も悩ましいポイントです。経験者の方に話を聞いてみると、現在の仕事とは全く違うものを選ぶのがコツとのこと。

現在、製造メーカーで事務を務めるAさん(30代男性)は、休日にだけ開く個人経営の喫茶店で店員として働いています。普段はデスクワーク、スキマ時間は立ち仕事にすることで、心身の健康を保っているそうです。

「肉体労働と頭脳労働をうまく使い分けたほうがいいですね。例えば、頭を使うような仕事を2つ連続でやっても、単に仕事量が増えただけに感じてしまいますし、似たような仕事だとモチベーションも下がり気味になってしまいます。

頭を使いすぎたら身体を動かし、身体が疲れたら頭に切り替え…といった具合にサイクルができると良いと思います」

ポイント②「ダブルワークで何より大事なのは“信頼”」

実際に複数の仕事をこなす際に重要となるのは「信頼」。そう語るのは、IT企業でプログラマーとして働きつつ、オリジナルTシャツなどを製作&販売しているBさん(30代女性)です。

「“副業はあくまでサブのお仕事”という意識では、本業より手を抜いたり、普段よりノルマを低く見積もったりしがちです。しかし、そういう方針のまま仕事をしていると、依頼人や取引先にすぐ見抜かれて、仕事が来なくなってしまいます。

どちらの仕事も全力でがんばって結果を出して、『Bさんは、これができる』と覚えてもらえると、確実に次に繋がるので、相手からの信頼を得られるような働きを心がけたほうが良いですね」

また、副業や兼業などのワークスタイルで問題になりがちなのが、職場の理解です。企業のなかには「本業に集中できない」との理由から、ダブルワークを推奨しないところも少なくありません。本業も副業もどちらも手を抜かないとアピールすることで、自分らしい働き方ができる環境を得られるようになるでしょう。

ポイント③「仕事熱心でも働きすぎにはご用心」

副業で気をつけるべきは、働きすぎによる過労です。昼は雑誌編集、夜は飲食店で働くCさん(30代男性)は、今年の夏頃に過労で胃を壊し、ある夜、緊急外来に運ばれたというエピソードを語りました。

「当時、本職の仕事でクライアントから相次ぐ無茶振りがきて、もう一方の仕事にまで頭が回らない状況でした。その結果、両方の仕事のパフォーマンスが著しく落ちて、体調にも影響が出た感じです。

一方の仕事で大きな問題が起きた際は、もう一方の仕事を抑えるか休むかして、立ち直るまでうまく調整すべきでしたね」

こういった問題は事前のスケジュール管理で自分の忙しさを可視化したり、自分の状況を仕事仲間に相談したりすることで、ある程度解消できるはずです。ですが、ダブルワークで余裕を失っている状況では、自分の状況を客観視することが難しいかもしれません。適度な休息は必ずとるようにしましょう。

ポイント④「お金の使い道は慎重に」

“お金を稼ぐ”を目的にダブルワークをはじめる人が最も気をつけるべきことは、収入の使い方です。本職にプラスして収入が入ってきても、それを散財してしまっては元も子もありません。

デザイナーが本職で、フリーライターとしても活動しているDさん(20代女性)は、次の仕事に繋がるようなお金の使い方をしたほうが良いとアドバイスします。

「せっかく貯めたお金なので、知識があるようなら資産運用や投資に回すのもアリでしょう。ただ、そういった知識が無くとも、例えば休日に整体に行って体調を気遣ったりだとか、本や資料集を買って勉強する時間をつくったりとか、そういった前向きな行動にお金を使うのが大事だと思います。

ギャンブルにつぎ込んだり、不要なモノを買いすぎたり、よく考えずにゲームに課金したり…といったことは止めたほうがいいです。自分も時々やってしまって後悔しますが…(笑)」

自分が普段、何にお金を使いがちなのかを改めて調べてみると、より良い使い道が思い浮かぶかもしれません。

ダブルワークに向いているタイプは「真面目」

今回、経験者の方に話を聞いてみると、基本的に今の仕事を楽しんでおり、熱心に取り組んでいるようでした。そもそも「仕事が好き」「働くのが苦でない」人に、副業は向いていると言えそうです。

逆に「仕事はなるべくならサボりたい」「楽してお金を稼ぎたい」「誰かに指示されないと仕事をする気にならない」といったタイプには向かない働き方と言えるでしょう。

ダブルワークを選ぶのであれば「自分のやりたい仕事は何か」「どういう仕事が向いているのか」を改めて考えてみませんか?「天職」と呼べるような仕事との出会いが見つかるよう、願っています。

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ゆりいか
ライター
1989年生まれ、ライター。書籍やネットカルチャー、住まいなどをテーマに記事を書いています。主な執筆に『百合写真集』(一迅社)、『平成まとめクイズ』(永岡書店)『ゆりいかの文学住散歩』(日本住宅新聞)など。また、毎週月曜日に新宿ゴールデン街の文壇バー『月に吠える』でバーテンをしています。