小学校に入学してから初めての夏休み。基本的には平日は毎日学童に預ける予定だったので、「とりあえずは土日に家族で夏休みっぽいことをできたらええやろ?」と思っておりました。
ところがどっこい、息子は初っ端から休む気満々。「夏休みなんだから学童行かない!」と泣き出し、そこから動かなくなってしまいました。
「え?夏休みも毎日学童あるって伝えてたやん…?」と脳内シャウトしつつ、狼狽する母。道路の真ん中で泣きじゃくる息子。幼児期も学童期もエブリデイ試練ですわ!!
悩んだ結果、あえて平日に私が休みをとり「母子2人だけでUSJに行く」という夏っぽイベントを開催することに。「この日はお父さんには内緒でさ〜、お母さんとやりたいこと全部やっちゃお!?」と誘ってみたら、
なぜか「USJでチェスがしたい」と言い出す息子。
ちょっと本当に何を言っているのかわかりません、という感じなのですが、息子が心からやりたいことがそれなのでいたし方ありません。
行きがけにチェス盤を買って、夢いっぱいのテーマパークに行こうじゃないの! 周りから奇異の目で見られてもかまへんかまへん! はちゃめちゃにチェスを打ちまくってやるわ! と息巻いて、キラキラしたUSJに乗り込みました。
フレッシュな若者たちの多いUSJで、黙々と対戦する母子なんて正気の沙汰じゃないな…これ将棋だったらもっと奇妙だったのでは…チェスでほんのり外国かぶれっぽくてUSJに合ってて逆によかったかな…などと無駄なことを色々考えておりましたが、息子はとっても楽しかったようで。大はしゃぎでその場を満喫しておりました。
そしてチェスに満足した後はスーパーニンテンドーワールド内を延々と練り歩き、マリオよろしく大量のコインをゲット。おかげでトータル2万歩も歩かされ、翌日まで母は屍と化しました。
ただ驚いたのが、その日以降息子が「お母さんが1番好き!」と急に言い出すことが増えたのです。子どもって…素直!!!!(涙)。我が子にとってはこれでよかったのかな?とホッといたしました。子どもが小さいうちは、まだこういったわかりやすいフィードバックがあるのでありがたいことだなと思います。とっても幸せな気分で夏休みのフィナーレを迎えられそうなyopipiなのでした。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
yopipi<よぴ>(イラストレーター・インスタグラマー)