30代前半の頃と比べ、だんだんと目の存在感がなくなり、目ヂカラも落ちたと感じている方は少なくはないのでは…? それもそのはず。年齢を重ねると、まつ毛の量が減り目の輪郭がぼやけがちに。また、目の窪みやたるみ、くすみなども出てくるため、目元の印象は年齢とともに変わっていくのです。ただ、目元の印象が控えめになったからといって、盛りまくるのはNG!
大人の目元は色や質感を操作することで美しくアップデートできるのです。
今回はラメ、アイライナー、マスカラの3点に絞って選び方のコツをご紹介します。ポイントを端的に言うと「コントラストを強くしすぎない」「隙間は埋める」「繊細さを忘れず」。
【ラメ】ラメは若い子だけじゃない!オトナはベージュベースのリキッドグリッターでキラ盛り
メイクレッスンをしていると「もうこの年じゃラメは使わない方がいいですよね…」と仰る方がいるのですが、ズバリ、そんなことはありません! ラメは華やかさを与えるだけでなく、白目をクリアに見せたり、涙袋をぷっくり見せてくれたりと、その効果は絶大なのです。しかし、白っぽいベースカラー×大粒ラメは大人の目元には少し浮いてしまうので、ベージュベースのアイテムがおすすめ。私が愛用しているのは、エチュードハウスのティア―ドロップライナー/BE101。とっても華やかで肌馴染みも抜群です。
黒目の下にポイント置きすると、下瞼に瞬時に立体感が…!
【アイライナー】優しいコントラストの色使いでオトナの目元に馴染ませる
黒のリキッドアイライナーが似合わなくなってきたと感じているなら、ダークブラウン~ブラウンをチョイスしてみるのがおすすめです。肌色(まつ毛の生え際の粘膜)とのコントラストが強くなりすぎず、しっくり馴染むはず。また、リキッドからペンシルタイプに変えることで優しい印象に仕上げることができますよ。
セザンヌ ジェルアイライナー/30ブラウン
まつ毛の生え際を埋めるようにラインを引き、実際の目尻より2~3mmオーバーするように引いてみてください。
【マスカラ】ボリュームよりロングタイプで抜け感を!2度塗りで存在感をプラス
毛量が減ってきたまつ毛にボリュームタイプのマスカラを付けると、逆にスカスカ感が目立ってしまうため、ロングタイプのマスカラで清潔感のある仕上がりを目指してみませんか? 今私の一番のお気に入りはD-UPのハイパーカールマスカラ。まつ毛の根元からしっかり塗ると、一気に黒目がちな上品可愛い目元の完成です。