数ある二人育児の中でも、最もハードルが高いと感じるのは「お風呂」ではないでしょうか。
やんちゃ盛りの子どもと赤ちゃんを同時に入れつつ、ママ自身も入浴しなくてはいけないわけですから、その大変さといったら息つく暇もありません。
特に最初の頃はスムーズに進めることができず、子どもたちに寒い思いをさせてしまったり、自分の入浴を諦めたりすることもしばしば…。毎晩お風呂の時間が近づく度に、憂鬱な気持ちになっていました。
ですが、そうやって数々の失敗を繰り返した結果「これならワンオペで二人同時にお風呂に入れられるかも!」と思える方法に行き着くことができたので、今回はその一連の流れをまとめてみたいと思います。
①脱衣所に下の子の着替えスペースを作る
肌着、パジャマ、おむつ、保湿クリームなど、お風呂上りに必要になるものは全て脱衣所に並べておきます。
お風呂から出てすぐに着替えさせられるように、肌着とパジャマは事前に袖を通して重ねておくと便利です。
②上の子→ママ→下の子の順に身体を洗う
上の子とわたしが身体を洗っている間は、下の子は脱衣所で待機させます。
心配性のわたしは一瞬でも目を離すことができなかったので、真冬でも浴室のドアは開けたままにしていました。
そしてじっと見つめながら、シャンプーを流したり洗顔をしたり…。きっと下の子目線からしたら、ものすごい光景だったと思います(笑)
③ママと下の子が先にお風呂からあがる
この時上の子が浴槽でひとりになってしまうので、歌を歌わせるなどして常に安否を確認していました。
上の子を飽きさせないためにこちらもテンションをあげて歌いますが、ふいに我に返るとなんとも言えない恥ずかしさが込み上げてくるのが辛いところです…。
子どもが成長するにつれて、お風呂での手のかかり方も変わっていきます。
下の子のひとり座りが安定してからは上の子と一緒に身体を洗っていたので、その分の手間は減りました。
ですが、つかまり立ちや伝い歩きをし始めると今度はなかなか大人しくしていてくれず、よりいっそう手が離せなくなってしまいました…。
とはいえ、どんなに大変な育児にもいつか必ず終わりがやって来ます。
この貴重な経験を良い思い出として残せるよう、試行錯誤を楽しみながら、日々お風呂の時間と向き合っていきたいと思います。